共通テスト「情報Ⅰ」とは?試験時間・配点・出題範囲と勉強法

更新 2026年11月7日

「情報Ⅰ(情報1)」は、2025年1月の試験から大学入学共通テストに加わった科目です。国立大学の多くが受験を求めているため、国公立大学を目指す人にとっては避けて通れない科目になりました。このページでは、試験の基本情報と出題の構成、勉強の進め方をまとめます。

試験の基本情報

出題教科・科目情報(科目は「情報Ⅰ」)
試験時間60分
配点100点
解答方式マークシート
実施日共通テストの2日目(2027年1月の共通テストは1月17日の予定)
出題範囲高等学校の「情報Ⅰ」

大問の構成

大学入試センターが公表した試作問題は、次の4題で構成されていました。2025年・2026年の本試験も、大問4題で第1問が小問集合、第2問がA・Bに分かれる、同じ形の構成でした。

大問内容配点
(試作問題)
第1問4つの分野から1問ずつの小問集合20点
第2問A・Bの2題(情報社会、情報デザイン、シミュレーションなど)30点
第3問コンピュータとプログラミング25点
第4問情報通信ネットワークとデータの活用25点

すべての大問が必答です。第3問のプログラミングと第4問のデータ分析で、合わせて半分の配点を占めます。この2分野が得点を大きく左右します。

出題範囲(情報Ⅰの4つの分野)

出題範囲は、教科書と同じ4つの分野です。各分野の解説ページで、要点と確認問題をまとめています。

  1. 情報社会の問題解決:知的財産権、個人情報、情報セキュリティ、問題解決の考え方
  2. コミュニケーションと情報デザイン:2進数、文字・画像・音のデジタル化、データの圧縮、情報デザイン
  3. コンピュータとプログラミング:コンピュータの仕組み、論理回路、アルゴリズム、プログラミング、シミュレーション
  4. 情報通信ネットワークとデータの活用:ネットワークの仕組み、暗号化、データベース、データの分析

最近の難易度

河合塾の分析によると、2026年の本試験の平均点(大学入試センター発表)は56.59点で、2025年の69.26点から下がりました。マークする数も51から60に増えていて、問題文の量が多かったことが平均点を下げた一因と見られています。知識だけでなく、長い問題文から条件を正確に読み取り、時間内に処理する力が求められています。

勉強の進め方

1. 用語と仕組みを理解する

2進数、IPアドレス、暗号化などの基本用語は、問題文を読むための前提です。用語集と分野別の解説で、言葉と仕組みをセットで覚えましょう。

2. 共通テスト用プログラム表記に慣れる

プログラムは、学校で習った言語ではなく、共通テスト独自の書き方で出題されます。共通テスト用プログラム表記の読み方を先に身につけておくと、第3問で慌てずに済みます。

3. 毎日少しずつ問題を解く

情報Ⅰは範囲が広い一方で、1つひとつのテーマは短い時間で確認できます。今日の5問のように、毎日短い時間でも問題に触れ、間違えた問題を復習する流れを習慣にするのがおすすめです。

4. 時間を計って本番形式で解く

直前期は、60分で大問4題を解き切る練習をします。問題文が長いので、どの大問にどれだけ時間をかけるかを決めておきましょう。

参考資料